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アロマテラピーの歴史
「アロマテラピー」という言葉は、フランスの化学者ガット・フォセが最初に著書の中で使いました。
1928年のことです。
日本では、1985年にイギリスのアロマテラピー研究家であるロバート・ティスランドの著書が翻訳され、普及しはじめました。
さかのぼってみるとアロマテラピーの歴史は意外に古く、3000年以上の歴史をもっています。
”医学の父”といわれている古代ギリシアのヒポクラテスも、ハーブ関連の処方を400ほど残しています。
また、漢方の原典のひとつである「神農本草経」(しんのうほんぞうきょう)という書物には「自然界で薬に使えるもの」として750種類の物質があげられており、そのうちの多くは植物なのです。
こんなに古くからアロマテラピーは活用されていたのですね。
しかし、考えてみたら当然のことなのかもしれません。
植物は、はるか昔から、私たちにとって、とても身近なものなのですから。
そうしてアロマテラピーの源は発展を続け、17世紀にはイギリスのカルペパーやジェラードなどの薬草学者が活躍し、ハーブ医学の黄金期を迎えました。
その後、ハーブ医学は科学技術をもととした近代医学(西洋医学)にその座を奪われてしまいました。
しかし、医薬品、化学療法、手術などに絶大な信頼を置くようになったのですが、それも壁につきあたってしまったのです。
新しい病気や、現代病ともいえるストレスや生活習慣病に対し、ほとんど近代医学は無力なのです。
そこで登場するのが、ふだんから病気にかからないようにする「予防医学」という観点です。
冒頭に登場したガット・フォセなどによる研究の末、予防医学において、アロマテラピーの有効性が認められるようになりました。
近代医学は、もちろん重要です。
ただし、それだけでは不十分な時代になりました。
アロマテラピーに活用して、私たちが本来備えている自然治癒力をアップさせ、病気にかかりにくい身体を目指しましょう。